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2013年11月24日日曜日

The Theory Of Everything - Ayreon 2013


Ayreonとしては第8作目にあたる本作品は、2枚組み、全62曲90分におよぶ大作です。
音楽的には、いわゆる今風のシンフォ、プログレ・メタル、トラッドなど幅広いジャンルからの影響が感じられ、 ジャケットアートのようなファンタジー的な要素を含んだロックオペラとなっています。過去の作品でも、毎回、ドリシアなどのテクニカル・プログレメタル系やFlower Kings, Uriah Heep, Kayak, Focusなどのメンバーからゲストを迎えているようなのですが、このあたりから、Ayreon Lucassenの嗜好や音楽性が見て取れると思います。
この作品では先生はCD2-13. The Partingのみの参加のようですが、このほか、Rick Wakeman, Keith Emerson, John Wetton, Jodan Rudesとこれまでの作品でももっとも豪華なメンバーをゲストに迎え、さらにアルバム・オープニングでは「Ian Anderson、あんたもでっか!」と思わせてくれるフルートも登場してきて、なかなか楽しませてくれる内容となっているのですが、とにかく長いので(と、いっても90分ですが)、先生のソロはかなり後のほうなので、うっかり聞き飛ばしてしまったりします(^^;。
ちなみにヨーロッパ各国ではアルバムチャートのかなり高いところまできているようです。このあたりはゲスト効果もあるのでしょうが、日本では考えられないことですね。